DESIGN TOUCH / 伊東豊雄展 / MAGIS Material and Inspiration / TOKYO DESIGNERS WEEK
11月、東京はデザインの季節。
DESIGN TOUCHに行ってきました。
吉岡徳仁「SPARKLE LOUNGE」
切子硝子の様に三角形の断面を作る事で、キラキラと輝く。
普通、樹脂は均一な厚みでしか成型できない。
こんな風に断面を自在に操るところに、デザイナーと成型技術の魔法がある。
断面のピン角、澄んだ透明なんかも同じく、魔法です。
コートヤードでは、岡田栄造と7組の建築家による「MAKE HOUSE」
木とグラフィックによる親しみやすく柔らかなアートディレクション。
建築関係の展示は難解になりがちだからこそ、こんな風に見せるディレクションが必要だと思う。
椿昇と長嶋りかこ「森の学校」
鈴木啓太、鈴木康広ほか「スワリの森」
水に座るという想像を具現化した「水滴のイス」
重力と張力が高い精度で形にされていて、こどもが遊びまくっても壊れない程丈夫。
ここへ行くと、青空の下で食べる「Baker Bounce」のハンバーガーがおいしい。
キャノピー・スクエアでは「マツダデザイン展示」
モデル用クレイを削れる体験展示。
ものづくりにおいて、体を動かす体験は人を無条件にわくわくさせてくれる。
所変わって、ギャラリー間「伊東豊雄展」
MAGIS「Material and Inspiration」
ブルレック兄弟の新作等。
大好きなブルレック兄弟についてはまた今度まとめたい。
銀杏並木を通って「TOKYO DESIGNERS WEEK」
デザインを社会へ開く活動として大事なイベントだと思っている。
デザインを尊ぶ気持ちを忘れないでほしいし、そういう雰囲気に社会を巻き込んでいってほしい。
少なくとも今のこういう空気ではないと思う。
JINS MEME rhizomatiks インスタレーション
かわいい(知らない人)
この時期の展示巡りの忙しさは、いい運動になる。
年に一度のデザイナーの大運動会。
運動不足デザイナーの重い腰を上げさせる為の巨大な陰謀なのでは。